私たちは「麺業界に産業革命を起こす」というビジョンのもと、同じ船に乗っている仲間です。この飛行船はまさに私たちが描く『未来の麺の専門商社』のイメージです。九州で『麺』といえばヤマナミ麺芸社、そのポジションを確立していくために、主軸である加工卸の事業のみならず外食事業や観光事業・飲食店向けのソフトウェア開発など多岐にわたる展開をしていきます。そのために、まずは飛行船を共に動かす同じ思いを持った仲間が必要です。1人1人が目標に向かい成長を続けることで、この飛行船は前に進みます。1人でも多くの仲間に出会えると嬉しいです。この飛行船で共に旅をしませんか。
当社は元々、創業者である父親が、当時別府市に豚骨ラーメン屋が少なかったことで、もし開店したならば地域の人々に喜んでもらえるのではないかといった想いで開業しました。父親の跡を継いで十数年、当社の味は地域の人に愛され続け、製麺を中心とした専門商社を柱として大分県・熊本県の中九州にマーケットを展開しています。
当社のビジネスモデルは大分県・熊本県を中心とした地域の食文化の豊かさに貢献するため、地方=ローカルエリアをターゲットとしたドミナント展開を進めています。
現在、日本の一人当たりのGDPは香港やイスラエルに抜かれ、もはや経済大国といわれていた頃の日本ではなくなりました。そんな日本は99.7%の中小企業によって支えられています。地方だけに絞ると中小企業の割合は99.9%、日本経済の中心は地方の中小企業なのです。
そんな中小企業も大きな問題を抱えています。
それは急速に進む少子高齢化による人口減少に伴う後継者不足です。ある調査会社によると、九州・沖縄の9県のうち、60歳以上の経営者の中で後継者未定企業は19万社あるという結果が出ています。日本には素晴らしい産業があるのに、このままだと地方どころか日本全体の産業が後継者不足によって数を減らし、経済の崩壊という危機感さえ感じます。
地方が変わることで、はじめて日本が変わっていく。
「地方創生」の言葉だけに頼らず、自ら行動に移していかなければならない時代なのです。
ビジョンを「NEXT5.0」と称し、当社は地域の食文化向上の豊かさに貢献するため、地方発祥の麺産業に特化した専門商社を事業の柱とし、麺産業を支えるインフラ企業に成長を遂げていきます。業界と業界の垣根を取り払い、麺産業の周辺事業を多角化経営する「麺の産業革命」を行います。九州の心臓部であり、台所といわれる大分県・熊本県の中九州からアジアに向けて「地方とアジアの統合」を目指していきます。
ヒト・モノ・カネの経営資源には限りがあります。特に中小企業なら尚更です。だからこそ私たちは、理念と企業文化が近い企業と地方同盟という名の業務提携により、経営資源の有効活用に努めていきます。
ただし、ヒトだけは違います。人の成長なくして事業の成長はありません。かつて私は25歳の時、父の急逝によって突然社長を引き継ぐことになりました。これまで大した社会経験もせず、それでもここまで何とかやってこられたのも周りの人たちに支えられ、少しずつでも成長し続けてきたからです。私がそうであったように、私と関わる人に成長の場を与えてあげたいと思っています。そのための人の未来投資である「働きやすい環境を整えること」を積極的に行っていきます。
急変する時代の流れに柔軟に対応し、自由な発想で事業を展開していくこと、地方から日本の次世代へ繋ぐために自ら旗揚げし進み続けること、それらに関わるヒトへの投資を最優先に行うこと。ヤマナミ麺芸社は、地方発祥の麺産業専門商社として地域の食文化向上の豊かさを追求し、麺産業革命を為すべく成長を続けていきます。